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試作について − 東京リッチ産業株式会社





編集部
試作とはどのようなものですか?また東京リッチ産業で行われている試作について教えてください

常務取締役 名取武志(以下名取):
試作とは開発試作段階のもので製品が量産移行前に図面やCADデータで設計された形状を作成し、機能・不具合等を見極め量産に移行するためのデータ取り等を行う事を言います。
弊社はこの開発試作段階で試作製品を製作する事を仕事としています。
製造方法は試作工法で 手造り品、シリコン注形品、金型成型品と3方法が有り顧客要求によって使い分けています。
試作製品を製作する場合、開発試作段階では図面やCADデータなどでは存在しますが、実物の形として存在している訳ではありません。 「最初の1個」を実際に形にするのが弊社の仕事なんです。 「無から現」を形創る、という事ですね。

編集部
文字通りの「最初の1個」なんですね。その「最初の1個」はどんなふうに利用されるんですか?

名取:
手造り品、シリコン注形品の製作において最初の1個の事を「マスターモデル」といいます。
マスターモデルは主に形状確認と試作製品を作るための雛(ひな)型として使います。
実際の製作ではマスターモデルをシリコーンゴム型枠の中にセットしシリコーンゴムを固めて型割してマスターモデルを取り出し、 出来た隙間に注型材料(液状の樹脂材料)を注入、硬化させて数個から数十個の少ロットの複製品(注型品)を作り、 これを使用して様々な検証をして頂くというのがほとんどです。いわば銅鐸の製法ですね。

UV/光造形機
UV(光造形機) RM-6000:
紫外線で硬化する特殊な樹脂に形状に沿って光を当て、積層方式で 形状を作る。殆どの3D形状作成が出来、マスターモデル製作では現在主力になっている。

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